メキシカンスピリットの熱血漢、パンチョ渡辺社長!!

廃車同然の車をピカピカに再生するカスタム専門ショップ 
株式会社ブルースモービル
代表取締役 パンチョこと渡辺武社長(39歳)登場!!


-本日はよろしく願いします。 パンチョさんは古いものにこだわりがあるの?


パンチョ そうですね。古いものは全部つくりがこだわってるんですよ。素材もいいです。

今の新しいものは全部プラスチックで型で作られている。

-これは何の車ですか? 


 パンチョ 1940年のフォードです。 


 -当時のオリジナル? 


パンチョ オリジナルなのはボディだけですね。フレームも全部替わってますね。


 -ここのパーツにこだわったってところありますか? 


パンチョ いっぱいありますね、こだわりは。

見た目と実用性と。 見た目でメッキを使いたいけれど、メッキだと熱が上がっちゃったりするモノをプラスチックの部分を使ったり。オーバーヒートしないようにとか。それをどうメッキで見せようとか。

この部品の中はプラスチックだけど、ステンレスの板をまいたりしている。  

-ここまでやるショップはないんですか?  


パンチョ 自分がやっているジャンルではなかなかないですね。 まぁ、商売にはならないですもん。本当に好きじゃないとできない。 金儲けには絶対ならない。

儲かると思って手を出した国産のクルマ屋があるんですけど、もう最初で参っちゃいますよね。1台目で赤字こいてギブアップですよ。

僕なんかは、やっぱ好きだからずっとやってこれた。赤字でもやってこれた。

それが徐々に徐々に15年以上かけてかたちになってきて、まぁこれだけで一応ご飯食べられるようになってきた。 


 -どれくらいの期間をかけてピカピカに育ってくるのですか?  


パンチョ 車にもよりますけどね。長い車は3年くらい預かちゃいますね。


 -やっぱり、その時間があって、いいものができてくるほうがうれしいお客さんだよね?  


パンチョ そうですね。 だから、なんせ車のメンテもそうですけど、人間のメンテも大事。 お互いがツーツーでないと成り立たないですよ。 

日本人はやっぱり、早く作って早く乗りたい。1台しかもってない方が多いので。それでもカッコイイ車を作りたい。 早く早くってなるとやっぱりいいものはできないですね。 

アメリカのショップに行くと10年工期なんですよ。それでもアメリカ人は文句を何も言わない。だからちょっとずつ進めていく。 

アメリカの場合はやった箇所に対してお金を納めていく感じですね。 アメリカと日本の大きな違いは、車を預けたうえで、どうしようと悩んでいる時間がありますよね?車を見て考えていることでもお金が発生するんですよ。 

アメリカのプロのカスタムショップで車を作るとなると最初の1~2ヶ月、何も進まなくても200万とか飛んでいくんですよ。 でも、日本人のお客さんにお金くださいって言っても、何も変わってないのにお金は出せないよってなりますね。 


-いまアメ車にこだわっている子が昔にくらべると少なくなってきてことについてどんなな印象をもってますか? 


パンチョ どんなジャンルでもそうなってきてますよね。

いまのアメ車に対する、ようはアメリカと日本の感覚の違いや国土の大きさの違いというのが大きくあると思います。 

日本ってなんでも乏しいんですよ。すべてがお金なんですよね。「これはいくらだ?じゃあこれいくらにしてください。これいくらでやってください。」って感じですよ。

たとえば、日本で車を板金塗装できれいにすると、「俺の車は500万かかってるぜ」って言うのを自慢するわけですよ。

ただアメリカ人の場合、お金の感覚が一切なくって、「俺の車は500時間板金にかかってるぜ」っていうのを自慢するんですよ。決してお金というのは出てこないんですよ。だから、いいものを作る工賃仕事に関して工賃を値引きするってことはなかなかない。

でも日本人の場合はそのこだわった技術料を負けてくれっていう感覚の人が多いですよ。


 -パンチョさんみたいな職人さんというか、本当にこだわってやって人が若い人に対して伝えたいことある?  


パンチョ それについていろんな人と語ることはあるんですけど、結局、時代だからってなっちゃうんですよね。

人間って育った環境と生まれた場所ですべてが決まるっていいますけど、モノがあふれすぎてるんですよね。

ものが有り余ってるからいいアイディアも出なかったりする。時代は時代だから、そこで僕なんかが納得するしかないのかなって。 

でも、なかには22~23歳くらいでもいるんですよ。そういう子にたいしても教育っていうか背中を見せるっていうか。 


 -最初から今みたいなスタイルの車屋さんをやりたいと思っていたのですか? 


パンチョ そうですね。僕の憧れのスタイルがある。マイルドカスタムとか。カスタムにもいろんなジャンルがあるんですけど。 


-パンチョさんがやっているジャンルとはどういうジャンルなんですか?


 パンチョ お金がない、ようはメキシコ人が手がけるようなカスタムが好きですね。 

たとえば、白人のカスタムってなるとそれこそ2000~3000万が当たり前の世界なんです。 いいものつけて、高いものがいいので、いい車なんてお金をかければいくらでもできるんですよ。

ただ、お金がない人たちっていうのはアイディアで勝負するんで、そのアイディアででてきたもの、お金がなくてアイディアで勝負している人たちに憧れます。 お金持ちは結局お金を使うこと、ばかり考えている。ただ、好きな人はお金がなくてもカッコよくするアイディアが豊富ですよね。

お金がある人にはないアイディアがやっぱり出てきますよね。  


-最後に今の仕事以外でやってみたい仕事はありますか?


 パンチョ ものづくりしかないですかね。あとは政治家くらいですか。  


-政治家になって何をしたい? 


パンチョ 役所のやり方を立て直したい。間違ってます日本の政治。世直しをしたいです。 


-本日は、熱くお話しいただきありがとうございました。




56年ぶりの復活へ

56年の時を超えて、2020年東京オリンピックにむけて再生!! 


1964年東京オリンピック当時走っていたNISSANのバス。 チョコレートの森永が横浜から鶴見工場への送迎で使用していた。


このバスを次の東京オリンピックまでには走らせよう!!

 友達から連絡をうけたパンチョ社長は、山に捨ててあっバスを見に行った。


何日も通って、周りの片付けから始まって、車内のゴミ出し。 とりあえずタイヤが転がるようにし、ブルースモービル本社にもって帰ってきた。 錆てるパーツは1から作り直し。ボディも全部板金し直す。ただ、このバスに関しては、この錆びた雰囲気を残そうと思っているそうだ。 


大通りではなく、迷子になってもたどり着けないようなブルースモービル本社で、愉快な仲間たちとコツコツと再生していく。


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