PeaceDye(ピースダイ 染色キット)には【濃色前処理剤】入っています。
これは
濃く染めるために用いる植物性たんぱく質によるコーティング剤。
吸収力がよくなるだけでなく、自然な色に染まります。
と説明しているのですが、実際はどう違うのか?実験してみました。
今回はヘンプ100%のストールを使いました。
1枚はそのまま。
1枚は(右側バケツ)お湯によく溶かした【濃色前処理剤】入れ30分浸しておきます。
色材を溶かした液(手前)と媒染剤液(奥)を用意します。
染める色は、
PEACEDYE ピースダイ 染色キット ㉕藤鼠(パープル)を使用しました。
【濃色前処理剤】に浸したストールは軽く水洗いして絞っておきます。
そのままの方もまんべんなく濡らし絞っておいて下さい。
(ムラをふせぐためです)
色材に入れ、2分間よく浸しモミします。
媒染剤液に入れ、1分間浸して下さい。
媒染とは、布の繊維と植物の色素を結び付けて、発色、定着させる働きがあります。
この後再び色材を入れたバケツに戻し、約2分間入れ浸して下さい。
媒染の効果で、色合いがより鮮やかになります。
染め上がり直後、濡れた状態のものです。
きれいな藤色に染まり上がりました!
左の方が濃く見えますよね?
実は濃い方が【濃色前処理剤なし】の方なのです( ;∀;)
あれ!?説明とちがう~~~~
という実験結果になってしまいました。
今回のストールでは、
先に色材液に浸け、媒染した方が濃く染め上がりました。
同じ条件なら変わったのか・・・?
そもそも【濃色前処理剤】は必要ではないのか・・・?
疑問に思ったのでもう1枚、別の素材で実験してみました!
良かったらこちらも参考に見てみて下さい(^^)
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